セラピー/カウンセリング

眠れない夜のフォーカシング

眠れない女性

4月に新しい職場に移ってから、
仕事の無茶ぶりが多くて、
かなり苦労しています。

それは同じ部署の先輩から

「私にはあなたの仕事はとても勤まらない」

と言われたり、他の部署の人から

「なんで転勤してきたばっかりのあなたが、
その仕事をしているの?」

と言われるほど。

正直、今の職場の人は、
自分のやりたくない仕事を、
他人に振る人が多い、と感じています。

そして、転勤してきたばかりの、
この支社の事情が分かっていない私は、
とても仕事を押し付けやすいのでしょう。

私は、ASDの特性からか、
とても真面目で、
仕事を押し付けられたと分かっていても、
責任を感じてちゃんと働いてしまうので。

土、日も休めず、
明日で連続9日間労働になります…

振られた仕事の中に、
力仕事がとても多かったため、
もともと中学生の頃に罹患した
オスグッド・シュラッター病という、
病気のために、
両膝が剥離骨折している私は、
歩くと痛みがはしる程に、
体を壊してしまいました。

私は独り暮らし。

自分が動けなくなっても、
頼れる人はいないため、
自分の健康は自分で守らなければなりません。

だから、
人に迷惑をかけることに抵抗があって、
なかなか仕事を人に頼めない私でしたが、
これ以上膝の具合が悪化しないように、
昨日は、動いて回らなければいけない仕事を、
部下の子に頼みました。

けれど、
それが私のストレスの元になってしまい、
眠れなくて、今このブログを書いています。

ストレスの元は『恐れ』

今の職場には、
私の言動に対して、
いちいちダメ出ししてくる人がいて、
自然とその人から何か言われないように、
その人の顔色を伺ってしまう嫌なクセが、
私の中に出来上がってしまっていることに、
少し前から気が付いていました。

そして、私の頭の中には、
私が部下の子に頼んだ仕事に対して、

その人がまた口を出してくるんじゃないか、
という
恐れが浮かんできてしまい、
眠れなくなってしまったのでした。

眠れない女性
こういう時は、

「あの人が言う事なんか気にしなくていい」

って、
思考で何とかしようとしても、
上手くいきません。

そう思えば思う程、
その思考に捉われてしまうことは、
今までの経験や学びで立証済み。

だから今日は、先日終了した
問題解決セラピスト養成講座で習った、

「フォーカシング」

という心理療法を使って、
この恐れと向き合ってみることにしました。

自分が恐れを感じている体の場所に、
意識を向けて、
その恐れを自分から切り離します。

そして、その恐れがなくなった時の、
最高の自分の状態をイメージングしていたら、
今、ようやく眠くなってきました。

1回の心理療法だけで感情は収まらないから、
この恐れの感情がでてきたら、
また、このワークを、
自分にしてあげようと思います。

『人の言葉に自分が振り回されるのは馬鹿馬鹿しい』

そんなこと、
当たり前だと思考では理解していても、
感情もそう割り切れるとは限りません。

体だけではなく、心の健康も守るために。

夜、眠れなくなるくらい、
こんなに頑張って生きている自分を、
大切にしてあげよう。

そのために、眠くなった今、寝てしまおう。

自分へ贈る言葉として、
この夜中の呟きを残しておきます。

読んで下さった方、ありがとうございます。