以前、パステル画の講座を受けてから、
習った絵と違う絵を描いた時に、
人と揉めた事がありました。
揉めた理由は私が「講座で習った絵以外の絵を描いたから」でした。幾つか誤解があったため、その誤解は解く事が出来ましたが、私は今でも、『なぜ習った技法を用いて違う絵を描くことが非難されたのか』理解することが出来ません。型通りの同じ絵ばかり描いても、何の発展性もなくて楽しくないと思うのは、私が自閉スペクトラム症だからなのでしょうか?
【講座で習った絵】
【講座で習った技法を基に私が家で描いた絵】
その事で、
すっかり心が挫けてしまったわたしは、
パステル画を描くのをやめたのですが、
でもやっぱり、
絵を描く事は続けたいと思ったので、
過去に一度挫折した、
「洋画」に取り組むことにしました。
絵画教室に通うようになり、
憧れていたけれど、
上手な人しかしてはいけない、
と思い込んでいて出来なかった、
石膏像の木炭デッサンに、
取り組む事も出来て、
わたしはすっかり、
絵画教室に通うのが楽しくて、
今では絵画教室に通って絵を描く事が、
人生の目的のように、
なってしまっています。
そんな、
一度挫折した「洋画」に、
もう一度挑戦しようと思えたのは、
とっても辛い出来事があったから。
人と揉めたあの時は本当に、
心もカラダも苦しかったけど、
今、こうやって、
ゴールデンウィークに、
1人の時間を、
絵を描く事で満喫出来るのは、
やっぱりわたしを、
洋画に取り組もうと思わせてくれた、
あの出来事のおかげ。
(わたしの自画像、髪がのぺっとしてます)
まだまだ稚拙だけれど、
取り組める事がある喜びを感じています。
今が幸せだったら、
辛かった出来事にも、
ありがとうと思う事が出来ます。
辛い出来事を幸せの素にする為には、
やっぱり今を幸せにするしかないんだな、
と思いました。