自分の人生の生きづらさの、
理由が知りたくて、
もがいていた時に私が出会った本。
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この本で、
＂隠れアスペルガー＂
という言葉を知ってからずっと、
「私の生きづらさの原因は、
私が＂隠れアスペルガー＂だからに違いない」
と思って生きてきました。
そして少しでも生きやすくなりたくて、
発達障害専門のカウンセラーさんの、
個人セッションを申し込んでいました。
でも、先日、
ブロ友さんと話した時に、
私は自分が病気であるという、
免罪符が欲しくて、
それで人に優しくしてもらいたい、
という気持ちがあったことに気付きました。
それを自分でズルいと感じた私は、
予約していた相談の内容を、
「発達障害の相談」から、
「自分の才能を活かした生き方の相談」
に変更させてもらっていました。
でも昨日、
カウンセラーさんに会って、
５分も経たないうちに、
「あなたグレーゾーンじゃなくて、
はっきりとしたアスペルガーですよ。
病院に行ったら診断がつくレベルです」
と言われました。
ご自身もアスペルガーである、
カウンセラーさんが、
「過去にこんなことあったでしょう」
と言われることは、
ものの見事に自分に当てはまっていて、
「あぁ、私は、
グレーゾーンでさえない、
アスペルガーだったんだなぁ」
と思った時に、
自分でもそうではないか、
と疑っていたことが、
いざ実際に専門家から断定されて、
今まで社会に馴染めなかった理由が、
分かったことで、
もっと心が軽くなって、
号泣したりするかと思ったのですが、
そんなことはありませんでした。
それは、理由が分かったから、
すぐに生きやすくなる、
なんてことはなくて、
「原因が分かったから、
さぁどうしましょうか？」
という、
これから先に目を向けていたから、
かもしれません。
だから私は、
こんなことを口にしました。
「理由がわかっても、
生きづらいのは変わらないから、
自分の才能を生かした、
もっとラクに生きられる方法を相談したい」
そう言ったらカウンセラーさんから
「それは違う」と言われました。
「自分がどんな人間か、
分かっていなければ、
自分の才能を生かすことは出来ないし、
アスペルガーは、
私が指導する方法を実行すれば、
随分ラクになりますよ」
その言葉に、
ずっと体の痛みを抱えていた私は、
「この体の痛みも無くなりますか？」
と質問すると、
「７割方は軽減されると思います。
そして、
アスペルガーのセッションをしていく中で、
自分の才能を活かした生き方も、
分かってくると思いますよ」
と答えられました。
その答えに、
私はアスペルガー専用の、
カリキュラムを受けよう、
と思いました。
それくらい私の心と体は、
今の生活を続けていくのに、
限界がきていました。
仕事自体は大変ではないのに、
働いて家に帰ったら、
動けなくなることが度々あったからです。
自分が幸せだと思える人生を送りたい。
自分と同じアスペルガーの方が、
実践して上手くいった方法を、
教えてくれるなら、
ちゃんとそれを実践してみよう、
と思います。
