心的外傷/トラウマ

私の体験したスピリチュアル講座の怖い話その1~なぜ私はその講座を受けたのか~

天使、スピリチュアル

■初めにご理解いただきたいこと■
これは、あくまで私の主観及び個人的な体験に基づくものです。
特定の人物や講座等を誹謗中傷する目的ではなく、体・心・魂を取り扱う上で
「こういうことも起こりうるのだ」
ということを、スピリチュアルな講座を主催する側にも受ける側にも知って欲しくて記事にしています。
その事をご理解くださったうえで、お読みください。

私は物心ついた時から、
不思議なものが大好きな子供でした。

いえ「大好き」というと、
ちょっと違うかもしれません。

田舎で育った私は、
近くに兄以外の子供がいなかったこともあって、
よく木や花、
はてはペンにまで話しかけて遊んでいました。

大量の子供を見たのは小学校に入学した時で、その時に子供達がみんな知り合いでビックリしました。

たえず自分の周りには何かの存在がいて、
自分を見守ってくれている、
と感じていた私は、
よく、見えないお空の人達にも、
話しかけていました。

だから、不思議なもの達がいるのは、
私にとっては当たり前のことで、
自分が話しかけているものが、
「不思議なもの」
だという感覚はありませんでした。

これは、私に、
何かが見える・聞こえる
という話ではありません。

実際大人の私の目に、
何か不思議なものが映ることは無いですし、
子供特有の妄想だったかもしれません。

でも、子供の私の世界では、
それは真実で、
当たり前のことでした。

そして、それは、
とても素敵で幸せな世界でした。

でも、そんな変わった子供は、
小学校に入学すると、
とても生活に苦労しました。

学校生活では集団の規律を乱し、
でも自分の何が、
皆と違うのかが理解できず、

「何でお前は人と同じことができないんだ」

と親に泣かれて、
途方に暮れたこともありました。

だから、私は、
自分の本当の感覚や思いを封印して、
周囲に合わす努力を重ねました。

そうすると、
大分人と同じことが出来るようになり、
学校生活は、
表面上うまくいくようになりました。

でも私の心はいつも苦しくて、
体に原因不明の痛みを、
感じるようになりました。

隣の部屋で寝ていた兄の話によると、
私はいつも夜中に
「地獄からのうめき声」
を上げて寝ていたそうです。

「怖いからやめてくれ」

と兄に言われても、
自分ではどうしていいか分りませんでした。

そうやって、
自分の心を偽った生活を、
私は30年以上続けてきました。

途中で生きていくのが、
苦しくてたまらなくなり、

「もう本来の自分で生きよう」

と思いましたが、
その時には、あまりにも長い間、
自分を偽り続けていたために、
本来の自分がどんな人間だったのか、
分らなくなっていました。

だから私は、
本来の自分を取り戻すことから、
始めようと思いました。

本来の自分、
子供の頃の、
色々なものと心を通わせていた自分に。

そうして私は、
子供の頃に持っていた、
スピリチュアルな感覚を取り戻そうと、

「誰でも本来持っている、
スピリチュアルな感覚を開発する」

というのがうたい文句の、
とあるスピリチュアル講座に、
申し込んだのでした。

そこには

「スピリチュアルな感覚を磨いたら、
本来の自分と容易に繋がれるのではないか」

という期待もありました。

初めて受ける講座、
初めて会う講師の方に、
私はワクワク・ドキドキしていました。

そんな中、
初めて会った講師の方に私が言われた言葉は、

「私はあなたみたいな人が大っ嫌い」

でした…

私の体験したスピリチュアル講座の怖い話その2~インナーチャイルドを癒すために出された課題~へ続きます…