発達障害(ASD)グレーゾーン

”「発達障害が治る」と言われたら?”

薬

いつも、ブログを拝読させていただいている、
発達障害当事者の方が書かれていた記事に、

「発達障害が治ると言われたら?」

というタイトルとともに、

「そんな薬があったらどうするか?」

という問いかけがありました。

そして、私はその記事を読んで、

「発達障害が治る薬」があったとしても、
私は飲まないだろうなぁ

って思いました。

確かに生きづらいことはいっぱいあって、
何で生きているのか、
分からなくなることもあるけれど、
実は私、
自分の自閉症スペクトラムの特徴を、
割と気に入っているのです。
(だからこそ治らない、生まれ持った器質なのかもしれませんが)

狭い分野に没頭出来る自分も、
とことん突き詰めてしまう自分も、
とても好ましく思っています。

だから、
自分が辛くない程度の、
社会との関わり方のスキルがあれば、
それでいいかなぁ、って思っています。

あれ?これって自己中?

カサンドラ症候群の方は、
身近なアスペルガー症候群の人間が、
この考え方では辛いのかな?

【カサンドラ症候群】
、アスペルガー症候群の夫または妻(あるいはパートナー)と情緒的な相互関係が築けないために配偶者やパートナーに生じる、身体的・精神的症状を表す言葉である

(ウィキペディア~カサンドラ症候群より引用)

まぁ、私のこの器質は、
人とずっと関わり続けることは、
難しいがゆえに、
それが自分で分かっている私は、
一人暮らしをしているため、
私のために、
カサンドラ症候群になっている人は、
(現在は)いないと思うのですが。

それはそれで、
寂しい人生ではあるかもしれないのだけど。

でも、やっぱり。

"自分"として幸せにならなかったら、
それは幸せではないと思うし、
自分のために、
周囲の誰かが不幸になったとしたら、
やっぱりそれは幸せではないと思うので、
きっと私は、
こうやって生きていくのだろうなぁ、
なんて思いました。