発達障害に関する診断歴

私が該当する発達障害、
アスペルガー症候群(現在の病名はASD:自閉スペクトラム症)は、

3つ組の特性

というものを持っています。

以下にその特性を説明していきます。

特性その1:コミュニケーションの特性

『よい面』

  1.  素直で正直。
  2.  思った通りのことを口にする。
  3.  興味のあることについては、どんどん発言する。
  4. 独特の感じ方をする。(人にはない感性を持っている)

『つらい面』

  1. 言葉を字義通りに理解する。(冗談・たとえ話が通じない)
  2. 人の話を聞けない。(聞いて理解するのが苦手)
  3. 表情や身振りに鈍感。(他人の意図を読み取れない)

特性その2:社会性の特性

『よい面』

  1.  自由に発想できる。天真爛漫な生き方をしている。
  2.  行動力がある。やりたいことに向かって一直線。
  3.  人に流されない。ひとりでも怖がらずに行動できる。

『つらい面』

  1. 友達ができない。
  2. 人と共感しない。人の気持ちに興味が持てない。
  3. 社会常識やマナーがなかなか身につかない。

特性その3:想像力の特性

『よい面』

  1.  一定の作業を正確に、緻密にこなせる。
  2.  好きなことには、優れた集中力を発揮する。
  3.  反復作業、単純作業をいとわない。

『つらい面』

  1. 興味のかたよりが強く、頑固な面がある。
  2. 臨機応変な対応ができない。予定通りを好む。
  3. 決まりを守りたがる。融通がきかない。

※大人のアスペルガー症候群 (こころライブラリーイラスト版)より抜粋

私の発達障害に関する診断歴

会社員として働いていくうえで、
つらい面が大きくマイナスとして人生に影響を与えていて、
職場の人達から無視されたり煙たがられたりしていた私は、

「発達障害の診断を受ければ周囲の人達が優しくしてくれるのではないか?」

と考えて、
2017年1月に初めて医師の診断を受けました。

この目論見は失敗しました。
努力すれば社会に適応できる発達障害グレーゾーンに優しくしてくれるほど、社会は甘いものではありませんでした。

以降、
精神科医師から診断を受けた記録及び心理士から受けた心理検査の結果を、
こちらに私の『発達障害に関する診断歴』として記載しておきます。

  1. 2017年1月:初めて大人の発達障害診断の為に精神科を受診した私の顛末
  2. 2017年2月:民間発達障害専門カウンセリング機関申し込み
  3. 2017年2月:カウンセラーから発達障害の検査を受ける
  4. 2017年2月:田中ビネー知能検査とMMPI心理検査の結果を知る
  5. 2019年3月:精神科受診
  6. 2019年4月:涙が出た2回目の精神科受診
  7. 2019年4月:WAIS-III検査を受けてきました
  8. 2019年4月:WAIS-III検査の結果
  9. 2019年4月:精神科医師の診察結果