今年の4月に、
休職のまま退職した私は、
現在、うつ病の自宅療養中のため、
日中は家にいる時間も多く、
自宅にいる時間はよく、
スマホでブログを書いているため、
スマホを眺めている時間が、
怖ろしいことになっています。
(この使用時間の半分位はブログ書いてます)
そんな生活状況なので、
スマホに連絡が来た時も、
すぐに気付くことが出来ます。
先日も、
ブログ記事を書いている時に、
元いた会社の同僚から、
連絡が来たため、
即時に気付くことが出来ました。
会社と揉めるように辞めたためか、
私の退職に関する手続きは、
私から言い出さないと行われないという、
よく分からない状況だったため。
辞めた私に今でも連絡してくるのは、
唯一この、
仲の良かった元同僚1人だけ、
なのですが。
その元同僚からきた連絡を確認すると、
3月まで私が携わっていた業務に関する質問が、
記載されていました。
その質問の出だしが、
多分、悪かったのだと思います。
「先輩、教えてください」
(この元同僚は入社が私より遅いため、質問がある時だけ私を先輩と呼びます)
との言葉に、
「私、頼られてる!」
と、即座に反応した私は、
書いていたブログ記事を下書き保存すると、
まだ捨てずにとってあった、
在職中に自分でインターネット等で集めた、
業務に関する法令・規則のファイルを引っ張り出し、
「ここに、こう書いてあるよ」
と、
すぐさま返信してしまったのでした。
その後、その法令に対して、
いくつかの質問がきたために、
やり取りを続け、
何なら、その法令の該当箇所を、
写真に撮って元同僚に送り、
そうしたら無事に問題が解決したらしく、
「さすがです。
また相談に乗ってください」
と元同僚から、
メッセージが送られてきたために、
「私の在職中と変わってないことならね」
などと、
私も返事をしたのですが。
そのやり取りが終わった後、
しばらくして。
私のばかーっ!!
と、私は自分の頭を抱えました。
これって端から見れば、
自分が揉めて辞めた会社に
無償で労働力を提供している
ことと変わりがないことに、
気付いたからです。
もちろん、
私に連絡してきた元同僚に、
私を無償で働かせてやろう、
なんて考えは無かったと思います。
元同僚が聞いてきた業務は、
かなりレアな事例を含んでいたため、
周囲に知っている人がいなくて、
長くその業務に携わっていた私なら、
知っているかもと思い、
そして私とは仲が良かったため、
連絡してきたのだろうとの推測はつきます。
きっと元同僚は、
記憶にあったら教えてください位のノリで、
私に連絡してきたのでしょう。
ですが、そこは、
愛着障害とASDのハイブリッドな私のこと。
人に頼られたら、
自分の存在価値を与えられたように感じて、
何とか応えようとしてしまい。
(愛着障害ゆえの性質)
応えようとした結果、
いい加減な返事は出来ないからと、
過去の資料を引っ張り出し、
根拠となる法令さえ説明に添付してしまう。
(ASDゆえの性質)
そして、その結果。
元同僚の役に立つことは出来たけれど、
同時に。
パワハラで、
自分をうつ病になるまで追い込んだ、
会社の役に立ってしまう
という、
全く望んでいない成果も、
あげることになってしまったのでした。
実は、こういう出来事は、
会社在籍中も、結構あって。
普段は私を邪険にしたり、
陰口を言っていたりする人達が、
困った状況になると私を頼ってくる。
でも、まさか。
お互い、意図した訳では無いけれど。
退職後も、
そのような状況に陥るとは、
思いませんでした。
人の期待に無意識に応えようとしてしまう、
愛着障害の性質は根深いなぁ、
と感じつつ。
でも、愛着障害の性質は、
ASDの性質とは違い、
後天的なものなので。
これから、
うつ病の治療と一緒に、
回復していけたらいいなぁ、と、
思うのでした。