心的外傷/トラウマ

私の体験したスピリチュアル講座の怖い話その4~私を救ってくれたもの~

相手に対する優しさ

■初めにご理解いただきたいこと■
これは、あくまで私の主観及び個人的な体験に基づくものです。
特定の人物や講座等を誹謗中傷する目的ではなく、体・心・魂を取り扱う上で
「こういうことも起こりうるのだ」
ということを、スピリチュアルな講座を主催する側にも受ける側にも知って欲しくて記事にしています。
その事をご理解くださったうえで、お読みください。

前回の記事はこちら→私の体験したスピリチュアル講座の怖い話その3~私に起こった異変~

スピリチュアル講座の講師から出された課題

「毎日、両親をイメージの中で一番残酷な方法で殺す」

を実施して受けた私の心身のダメージは、
本当に大きなものでした。

不眠、悪心、頭痛、手の震え、
勝手に流れる涙…

本来ならこんな状態の時に、
外に出かける気持ちにならないのですが、
そのスピリチュアル講座の次の日は、
私の大好きな、
イメージトレーナーさんの講座を、
申し込んでいました。

このイメージトレーナーさんの講座には、
イメージで癌が治った方や、
妊活に成功された方なども通っていて、
本当にイメージの持つ力の凄さを、
目の当たりにした私は、
思い切って、
自分がスピリチュアル講座の講師から、
出された課題のイメージを実施したことと、
その後の自分の状況を、
イメージトレーナーさんに伝えました。

そのイメージトレーナーさんは、
私の話を黙って聞いてくれた後、

「そのセラピストさんの方法を、
否定はしないけれど」

と付け加えられたうえで、

「それは辛かったなぁ」

と、とても優しく言ってくれました。

その言葉を聞いた時、私は、
自分の気持ちを受け入れてくれる人がいた、
という安堵感で、
目から涙が溢れました。

自分が昨日のスピリチュアル講座から、
ずっと否定され続けて、
本当に辛かったのだ、
ということを知りました。

イメージトレーナーさんは、
その後の講座の中で、
怒りを消化するイメージングと、
それを愛に変える、
イメージングを実施してくれて、
私の心と体は、
かなり元気になることが出来ました。

そしてさらに。

そのイメージトレーナーさんの講座の、
次の日に出勤した私に、
普段あまり連絡がこない、
違う支社にいる同僚二人から

「元気か?どうしてる?」

「久しぶりにあなたに会いたいなぁ」

などといった電話がかかってきて、
私は本当に、
自分を愛しれくれている人がいるのだ、
ということを実感して、

「私などが存在していて申し訳ありません」

と思っていた、
一昨日のスピリチュアル講座での自分が、
本当に不思議で、
本当に自分が自分という存在で、
良かったと思うことが出来ました。

私は、この出来事で体験したことを、
みんなに知って欲しくて、
その当時書いていたブログにシェアしました。

  • 自分の中に人を批判する心があったので、人から批判される状況を呼び寄せたこと
  • 講座の間中、自分を否定され続けて辛かったこと
  • 両親を残虐に殺すイメージングの課題を自分が受け入れる選択をしてしまったこと
  • 実際に課題を実施して心身に異変が起こったこと
  • その心身の異変から救ってくれたのはイメージトレーナーさんと同僚二人の存在であったこと
  • 人を癒すのに本当に必要なのは技術ではなく存在だということ

私が本当にこの経験で気付いた、
一番大切でみんなにシェアしたかったもの。

それは最後の

「本当に人を癒すことが出来るのは技術ではなく、
その人の存在そのもの」

だということでした。

イメージトレーナーさんは確かに、
イメージングという技術を使いましたが、
それよりもまず私が一番に癒されたのは、

「それは辛かったなぁ」

という、
私がずっと抱えていた気持ちを、
受け入れてくれた一言でした。

同僚二人はもちろん、
そんな人を癒す特別な技術なんて、
持ち合わせていない、
単なる事務員です。

でもこの二人は

「私に対する友愛」

という、
傷ついた私の心と体に一番必要なものを、
その存在だけで与えてくれたのでした。

この経験で、
私は辛いばかりだったスピリチュアル講座を、
前向きに必要な経験として、
捉えなおすことが出来るようになりました。

次回の2回目の講座の時には、
(この講座は2回ありました)、
視えないものが視えるという講師の言葉を、
ただ受け入れるだけではなく、

自分が本当に感じていることを、
ちゃんと講師に言おう

と思いました。

そう思っていた矢先、
私のブログを読んだという講師から、
メールが届きました…

私の体験したスピリチュアル講座の怖い話その5~講師からのメール~に続きます…