発達障害(ASD)グレーゾーン

ココロの予測の能力とは別物の、人を思い遣やる能力

思い遣り

わたしが自分のことを、
発達障害なのではないかと疑って、
検査を受けた時に、
人のココロや未来を予測する能力が、
標準よりわずかに、
下回っていることが分かりました。

こんな風に書くと、
なんだか人の気持ちが分からない人、
みたいなのですが、
決してそんなことは無いのだと、
今日改めて思いました。

今日、わたしを無視したり、
文句を言ったりしていたお局部下が、
プライベートで色々あったらしく、
とっても落ち込んでいたのです。

最初はわたし、
いい気味くらいに思ってました。

これで、少しは大人しくなって、
わたしに嫌がらせなんて、
しなくなればいいのに、
なんて思ってました。

でも。

普段決して近寄ることの無い、
わたしのところに、
休みの許可を取るためにやってきた時に、
彼女が本当に、
ココロから打ちひしがれているのが、
はっきりと伝わってきて、
わたしは何だか彼女につられてしまって、
泣きそうになってしまったのです。

遠くらから、
落ち込んでいる姿を見た時には、
全然感じなかった彼女の辛さを感じて、
わたしはそれまで、
頭の中では色んな悪態をついていたのに、
彼女が激しく落ち込んでいる姿を見たら、
全くそんな気持ちが吹き飛んでしまって、
わたしはただ、

「いつでも休んでくださいね」

とオロオロして、
言うことしか出来ませんでした。

そして、わたしは、
自分の言動が相手にどう伝わるのかの、
予測は上手く出来ないれど、
相手の気持ちを感じ取ることは、
出来るんだなと、改めて思いました。

なら、大丈夫。

そんな風に思いました。

自分の身を守ることは、
上手くなかったとしても、
相手が落ち込んだり、
悲しんだりしている理由は、
分からなかったとしても、
ちゃんと相手のココロを、
感じ取ることが出来るなら、

わたしは人として大丈夫

と思いました。