セラピー/カウンセリング

発達障害検査と自分の気持ち

気持ちに寄り添う

発達障害の中の、
アスペルガー症候群という病名を知って、
とっても自分がその症状に、
当てはまっていると思ったわたしは、
認定心理士さんから、
田中ビネー知能検査という、
発達障害を調べる検査を受けてきました。

一度病院にも行ってみたのですが、病院では検査まではしてくれなかったのです。

その結果がこちらです。
田中ビネー知能検査結果
赤い色がわたし、青が標準で、
緑が定型発達と呼ばれる方達の、
最低ラインになります。

検査の細かい内容に興味のある方はコチラを読んでいただければと思います。

わたしの論理・推理という能力が、
僅かに最低ラインを下回っているのが、
分かるでしょうか?

わたしは以前から、
自分が人と揉めることが多いことに、
悩んでいたのですが、
どうもこの、
論理・推理の能力が不足しているのが、
原因のようでした。

わたしは自分では、
よく分からないのですが、
わたしは思ったことを、
そのまま口にしてしまうのだそうです。

そして、人が言ったことを、
額面どおりに受け取ってしまう。

皆んなが当然分かるであろう、
と思っている暗黙の了解が、わからない。

そんな特性を持っているわたしは、
いわゆる

空気を読むという能力

が、
普通の大人が持っているであろう、
能力まで育っておらず、
ある特定の人達を、
イラつかせてしまうようでした。

発達障害は脳機能の障害で、
原因も分かっていないため、
治ることはありません。

自分がある一つの面で、
人よりも劣っていると分かったのは、
やっぱりとてもショックだったのですが、
その検査結果を聞いて、
わたしが思ったことは、

そんな特性を持った自分のことが愛おしい

という気持ちでした。

わたしに少し足りない、
論理・推理という能力は、

誰かの気持ちや未来に起こる出来事を、
予測したり推し量ったりする能力

なのだそうです。

でもそんな、
生きるのに必要な能力が足りないからこそ。

わたしは子供の頃に独りぼっちで、
想像力豊かに過ごせたのだと思うし。

その時に独りで育んていた想像力が、

発達障害脳を活かすために取り組む夢

を決定付けしたと思うし。

人の気持ちを推し量ることは出来なくても、
自分が今までツラい経験を、
たくさんしてきた分、
自分のその時の気持ちと照らし合わせて、
寄り添ってあげることが出来ます。

そう思ったら、わたしの今までの経験って、
本当に大切なものだなって、
思うことが出来るのです。

皆んなが努力しなくても普通に出来ることが、
頑張らなければ出来ないからこそ、
違う視点を持つことも出来ます。

どれも全部大切な、わたしの特性です。

皆んなと同じにはなれないけれど。

わたしはわたしで生まれたことを、
幸せに感じて生きていきたいと思うのです。