発達障害(ASD)グレーゾーン

民間発達障害専門カウンセリング機関申し込み

カウンセリング

自分の客観的な状態が知りたい

カウンセリング
私は先日、勇気を出して受診した病院で、
発達障害グレーゾーンとは言われたものの、
検査はしてもらえませんでした。

そのことが、
私はずっと引っかかっていました。

私は自分がなぜ、
こんなに人間関係で揉めてしまうのか、
その理由がずっと分りませんでした。

だから、
発達障害専門カウンセリングとは別に、
心理カウンセリングにも通っていました。

私には自分が、
脳の器質に異常のある発達障害者なのか、
成育歴に問題がある愛着障害者なのか、
分っていなかったからです。

しかし、この二つの判断は、
専門の医師でも難しいことを知りました。

だから、発達障害専門カウンセラーからは

「あなたの症状は典型的な発達障害のものですよ」

と言われ、
心理カウンセラーからは

「あなたは典型的なPTSDで愛着障害者ですよ」

と言われて、
ますます混乱するばかりでした。

子供の頃から、
変わっていると言われて育った私の成育歴は、
決して幸せなものではありません。

そんな私の過去の話を聞いて、
心理カウンセラーが、
愛着障害という理由も分りますし、
自分の心が、
傷ついていることも自覚しています。

けれど私が発達障害だった場合、
二次障害的に発生した愛着障害を癒しても、
根本的な解決にはならないのです。

だから意を決して受診した、
発達障害を診断してくれる病院だったのですが、
それは自分の生い立ちを、
話しただけで終わってしまい、
私は物足りなさを感じていました。

私が欲しかったのは、
発達障害の診断ではなくて、
自分がどのように歪んでいるかという、

客観的な事実

だったからです。

発達障害検査を実施しているカウンセリング機関への申し込み

パソコンとスマートフォン
その後私は、
偶然ホームページで、
発達障害検査を実施している、
民間のカウンセリング機関を見つけた時に、
迷わずカウンセリングを申し込み、

「発達障害の検査を受けたい」

と面談で話をしました。

カウンセラーは

「ここは医療機関ではないので、
診断はできませんがいいですか?」

と聞いてきたので、私は

「知りたいのは、
客観的な事実なのでそれでいいです」

と答えました。

なによりも、
そこでは診断は下さないけれど、
検査の結果を数値で現し、
何が私に出来て、
何が私に出来ないのか、
表を用いて、
説明してくれるという事だったので、
客観的な自分の状態を知りたいという、
私の希望は全て、
満たしてくれることが分かったからです。

ただ私は一つだけ、
心配していることがありました。

そこの民間のカウンセリング機関は、
発達障害者支援ための、
カウンセリングを実施していたため、
私がもし、
脳の器質の異常による発達障害ではなく、
心の病である愛着障害だった場合、
それでも、
今後の改善の支援をしてもらえるのか、
とても不安だったのです。

その心配をカウンセラーに話してみたら、
見本として見せてくれた、
検査結果の表を指しながら、
私にこのように教えてくれました。

「この方の検査結果は、
発達障害ではなく精神障害を現していますが、
1年ほどで改善して、
うちのカウンセリングを卒業されましたよ」

私はカウンセラーが、
具体的な表を見せて説明してくれたことで、
とても安心感を得ることができたのでした。

心理検査を受けるのに、ここまで苦労した理由

マークシート
カウンセラーとのその後の話し合いで、
来週受ける検査では、
発達の障害を調べる田中ビネー知能検査と、
MMPIという心理検査を、
受けることが決まりました。

これで自分が発達障害なのか、
愛着障害なのか、
個人の感覚ではなく、
客観的に判定することが出来ます。

自分が発達障害ではないかと疑ってから、
ここまで来るのに、
半年以上の月日をかけてしまいました。

それは私が、
病院で診断のつかない
発達障害グレーゾーンの人間だから。

発達障害グレーゾーンで、
障害と認められていない私は、
自分で、
発達障害改善に必要な情報を、
集めに行かないと、
誰も私に、
役に立つ情報を教えてはくれないのです。

今回たまたま、
インターネットでメタ認知を調べていた時に、
発達障害検査をしてくれる、
民間機関に出会えたことは
本当に私にとって幸運でした。

検査は1週間後、
検査結果は2週間後。

果たして本当は私はどんな人間なのか。

ようやく、
この悩みから抜け出すことが出来そうです。