社会との関わり方

自分が望む世界の構築が出来てきました

わたしと、わたしの直属の上司は、
4月に今の職場に転勤してきました。

その上司と一緒に働くのは、
今回が3度目という、
なかなかご縁のある方なんだけど。

わたしは、その上司が、
あまり得意ではありませんでした。

仕事が出来る分強引で、
彼のやり方についていけない、

部下のあげる小さな声には、
耳を傾けてくれない人だったから。

わたしのそんなココロは、
態度に出ていたみたいで。

ある時の会社の宴会で、
上司の取り巻きたちが、
わたしの上司に対する態度が悪いと、
上司に話しているのが、
聞こえてきたんだけど。

職場の宴会

その時に上司が、

「そのことは言わなくていいから」

って、その話を、
制止したのが分かりました。

わたしは、上司が自分を
あまり快く、
思っていないと思っていたから、
そんな風に話を止められるなんて
思っていなくて、
わたしを庇うような態度に
ちょっとビックリしてしまって、
そして、自分の態度を
振り返ってみる気持ちになりました。

そうしたら、
わたしの態度が悪かったなぁって、
素直に反省することが出来て、
上司に対して、
優しい謙虚な気持ちで接することが
出来るようになったんだ。

そうしたら、今日。

部下の1人が休暇をとったため、
わたしがその部下の仕事を
代行していたのだけど、
そんなわたしを見ていた上司が、

「あなたは休んだ人の仕事をしていて
忙しいから、自分が行ってくるよ」

って言って、
本来、わたしが行くべき
外回りの仕事に行ってくれたのです。

今まで、自分の気が向いたことしか
しないことで有名な人だったから、

「あれ?あれれ?」

って、以前との態度の違いに
ビックリしていたんだけど。

さらに上司が帰り際、
1人で残業しているわたしに対して、

「何の仕事をしているの?」

って聞いてきてくれて、
わたしが抱えている仕事のことを話したら、

「あぁ、それで大変なんだね」

って、
理解のある言葉を発してくれたのです。

これって、
当たり前のことのように
思われるかもしれないのですが、
彼は

「仕事が間に合わないことなんてない、
間に合わせるんだよ」

という思考の持ち主。
(実際にそう、私に発言しました)

残業になるのはその人の能力不足で、
どんなに忙しくても、
仕事の期限が伸びるのを
認めない人だったから、
今まで、わたしがそのために、
どんなに遅くまで残業していても、
全く気にしていなかった方なので、
この発言は、
本当にすごいことだったのです。

そして、さらに、
残業しているわたしに対して、

「カゼひいてない?大丈夫?」

なんて言葉まで、かけてくれて…

もう、オドロキと嬉しさで、
わたしはひとりで舞い上がってしまいました。

そして、その時に、

「わたしがいる世界が変わったんだなぁ」

って感じたのです。

今まで住んでいた、
上司と諍いのある世界から出て。

上司と協力して働ける世界に、
移ってきたんだなぁって。

これは、以前図書館で借りた、

はせくらみゆきさんの本で言っていたこと。

はせくらみゆきさんの本

わたし達の世界は、
今自分がいる世界と、
違う世界がいくつもあって、

自分が望めば、
すぐに違う世界の住人になれる、って。

本を読んだ時には、

「ふ~ん、そうなんだ」

くらいにしか思っていなかったけど。

こんなに、
自分がいる世界が変わってしまったら、

もう、素直に腑に落ちてしまいます。

自分が望む世界に行くことはできるんだ、
って。

私が自分の上司への態度を反省した時に、

上司に対してとった方法は1つだけ。

「上司に対して穏やかな波動で在り続ける」

ということ。

それだけで、
こんなに自分を思いやってもらえる、
優しい世界に来ることが出来ました。