幸せになる方法

環境の変化に対応するためにASDの私が行っている方法

脳の検索イメージ

ASD(自閉スペクトラム症)の私は、
本来、
環境の変化が得意ではありません。

それでも今まで7回の転勤を、
乗り切ってくることが出来たのは、
事前に上司から、

「次は転勤だからね」

と言われていたり、
自分から希望して転勤していたため、
心の準備が出来ていたからでした。

けれど今回の私の転勤は、
部下のことを全く考えないと、
評判の上司が、
事前に何の予告もなく、
私の希望も聞かず、
行ったものだったため、
私には何の心の準備も出来ておらず、
そのため、
まだ時々、私の中で、
この現状に対する現実感が、
希薄になることがあります。

こんな時、私は、
自分が話して行動していながら、
意識の中では、

「この人は誰だろう?」

と自分に対して思うことがあります。

疑問を持つ女性

これは昔、
私が結婚していた相手が、
0歳児を育てている私の目の前に、
自分の愛人を連れてきて、

「俺と不倫していることをコイツが親に話したら、
家から追い出されて帰る場所がないそうだから、
この家に泊めてやってくれ」

という、
訳の分からないことを、
涙ながらに私に訴えてきた時に、
その状況に耐えられなかった私が、
自殺を図るための睡眠薬欲しさに、
精神科を受診して、

「離人症」

という診断を受けた状態の、
軽めの状態となっています。

※あくまで私個人の状態なのですが、
離人症と診断を受けた時には、
自分と世界の間が
"薄い紗幕"で隔てられていて、
目の前で起こる全てのことは、
自分とは関係ない違う世界の出来事で、
自分の五感に直接響いてくることは無く、
まるで何かの舞台を、
遠くの観客席から見ている感じ
だったのですが、

現在の状態は、
自分と世界の間は隔てられておらず、
自分も舞台の上にのっているのだけど、
そこで役割を演じている自分が、
自分では無く、
ある刺激に対して自動で反応する、
ロボットのようで、
自分はそのロボットの後ろに、
背後霊のように付きながら、
少し上から俯瞰して見ている感じ、
になっています。

背後で操る人(左側の人に見えない存在の方が心のある自分です)

この状態は、
自分の心が現実を受け入れられず、
現実から、
自分を切り離してしまっているという、
あまり良い状態ではないため、
私は自分がこんな状態の時には、
自分に対してこんな風に言ってあげます。

善いことのみしか起こらないから大丈夫

この変化は、
これから起こる善いことへ向けての、
必要なステップの1つで。

今、善いことと感じられるものが、
見つからないのであれば、
それはきっと、
自分で考えられる以上の善いことが、
起こるためだから。

そう自分の意識に思わせると。

意識は自動で、
善いことを探してくれるようになります。

脳の検索イメージきっと、
誰にでも経験があると思うのですが。

例えば、

「車が欲しいなぁ」

って思ったら、
無意識に色んな車が目に入ってくる、
みたいな感じ。

それと同じように。

「善いことがあるはず」

無意識にそうインプットして世界を見たら、
優秀な私たちの意識は、
善いことを見つけてきてくれます。

私は支社から営業所へ転勤になって、
仕事量が減ることで、
自分の自由に使える時間が
増えることが良いことだと感じます。

そうやって、
善いところを少しずつ見つけていって。

新しい環境を、
受け入れていこうと思います。