回想録

私が実の父親から受けた"私は幸せになってはいけない"という呪いを解けた理由.5

開錠

人生のドン底のドン底で、
私が自分自身へ投げかけた質問。

私は人から、
このような仕打ちを受けなければならないほど、
酷い人間なのだろうか?

この質問に対する私の答えは、

断固とした『NO』でした。

私が人生でこのような仕打ちを受けて、
当たり前の人間ならば。

私の心を滅茶苦茶に傷つけた自分の父親や、
私を逃がさないために無理矢理妊娠させておいて、
私が自分の言うことを聞かなくなったら、
子供もろとも捨ててしまえる元夫が、

普通の生活が出来ていい訳がない

と思いました。

けれど実際には、
自分の父親も元夫も、
私が幼少期からずっと欲していた、
安心して住める家に住み、
ご飯が満足に食べられる生活をしていました。

私は自分の人生の理不尽さを恨み、
心底腹が立ちました。

そして私は、このように決意するのです。

私は私を幸せにすることで、
私を不幸にしようとする人生に復讐してやる!!

決して人生の目論見どおりに、
不幸な人生など送ってやらないと、
そう決意した時に、

私は幼少期に父親から受けた、

"私は幸せになってはいけない"

という呪いを解くことが出来たのでした。

開錠

そして。

ここまで私のブログ記事を読んでくれて、

「そうだよ、あなたは幸せになっていいよ」

と思ってくれたあなたも、

幸せになっていい人間です。

だってあなたは、
私の過去を悲しんでくれて憤ってくれる、
とても優しい心を持った人なのだから。

もし、あなたが今、不幸だったとして。

それが、自分のせいだと感じているのなら。

あなたの周囲の人達を見回してみてください。

きっと、
あなたより意地の悪い人も、
ズル賢く生きている人もいると思います。

あなたは、
その人達よりも不幸でいるのが当然の人間ですか?

もし、私のこの質問に、
あなたが『NO』と言えないのなら。

私があなたの代わりに言います。

あなたは幸せになっていい人間です。

だから。

理不尽で辛いことばかり強要する、
人生の言いなりに生きるのは辞めて。

一緒に自分を幸せにする行動を、
起こしていきましょう。