幸せになる方法

辛い過去がある人間は笑ってはいけない?

落ち込む女性

「辛い過去がある人間は笑ってはいけない」

誰も、そんなことを私に言わないことを、
私は知っています。

けれど、自分の過去の出来事を、
このブログに書いた私は、
無意識に、こんな過去があった自分が、
他の人と同じように、
話したり笑ったりすることに、
罪悪感のようなものを感じていました。

自分は他の人達と同じ場所に立てない。

心にピッタリの表現ではないけれど、
そのように、
自分を卑下する気持ちが、
私の中に湧き上がっていたのです。

落ち込む女性

でも、
この考え方が間違いだと分かっていて、
自分の無意識に気付くことが出来た私は、
私の中に湧き上がってきた気持ちを、

「そうじゃないよ」

と、無意識に教えてあげることが出来ます。

この、無意識に教えてあげる方法には、
コツがあって。

真っ向から、

「いや、私には幸せになる権利がある!!」

なんて自分の無意識に言い聞かせても、
私の無意識はそう思っていないから、
全然、この言葉は届きません。

だから、一端、
自分の無意識がそう思うことに、
共感してあげるのです。

「そうだね、
私は自分のことをそう思ってしまうような、
経験をしてきたよね」

って。

そして、こんな風に、
私は自分の無意識に言ってあげます。

「そんな経験をしてきても、
嬉しかったり、楽しかったり、
する経験もあったね」

って。

そして、そんな過去の嬉しかったり、
楽しかったりした経験を、
記憶の中から引っ張りだして、
その時の感情を、
自分の中でもう一度感じます。

すると、
暗く塞ぎこんでいた心が、
少し明るくなってきて、
下を向きがちだった顔を上げて、
前を向くことが出来るようになります。

そうしたら、
顔が上がったのと同じように、
心も上向きになってきて、
自分をそこまで卑下しなくていいよね、
って、
思うことが出来るようになるのです。

これが、万人に効く方法だとは、
思わないけれど。

心と体はとても密接に繋がっていて、
気分が塞ぎこんだ時に、
顔が下を向きがちなのは本当で、
そんな時って、
顔を上げることさえ、辛く感じるから。

私はこの方法で自然に、
自分の顔と心を上げることにしています。

もしも、あなたの顔と心が、
下を向きがちだと思ったら。

試してみると、私と同じように、
効果があるかもしれません。