昨日は夜の8時まで、
職場に残り1人残業していました。
その理由は、年末調整の書類の点検。
本来、人事担当者である私は、
実務的なことに、
そこまで労力を割かなくてもいいのだけど、
年末調整の担当者である部下Aのことを、
信用していない部下Bから、
「間違いがあったらいけないから、
係長(私のこと)が、
ちゃんと点検してください」
とこっそり言われてしまったため、
その言葉を聞き流すことも出来ず、
(言われたことはキチンと守るASD特性発揮)
だからと言って、
日中、その仕事に、
取り掛かる時間もなかったため、
1人残って、
年末調整の書類の点検をしていたのでした。
部下達から
「仕事が出来る」と思ってもらえている私ですが、
本当は仕事が出来る訳ではありません。
ASD(自閉スペクトラム症)の特性から、
思い込みが激しく、
一度間違った思考にはまってしまうと、
なかなか、
その思考から抜け出すことが出来ない私は、
仕事の書類の内容を、
勘違いしていることも少なくありません。
ただ、その勘違いが大事に至らないのは、
やはり真面目で慎重な
ASD(自閉スペクトラム症)の特性から、
何度も確認をするため間違いに気付くことが出来るのです。

けれど、私のこの仕事のやり方は、
決して効率が良い訳ではありません。
言われたことをすぐに理解出来、
そのやり方に何の疑問も抱くことなく、
言われた通りに実行してしまう、
定型発達者と比べたら、
私は同じ仕事に2倍から3倍強の、
時間をかけて書類を処理しています。
定型発達者ならスルー出来る、
言葉の微妙な言い回しや表現などに引っかかり、
その文章の意味を正確に理解しようと考え込んだり、
関係諸規則を確認するため、
理解するのにどうしても、
時間がかかってしまうのです。
そのため、
若い頃は1人残って残業することを、
毎日のように行っていました。
うちの子が小学生の時に友達に、
「お母さんの帰りは毎日夜の9時過ぎ」
と言ったら、
その子は信じてくれなかったそうです。
(その頃は毎日12時間以上働いて、クタクタでした)
ただ、
その若い頃に蓄えた、
知識と経験の貯金があったため、
最近はそこまで、
残業しなくて良くなっていたのですが、
久しぶりの年末調整の点検に、
また一から手引きを読み直すという、
作業をしてしまい、
久しぶりの1人残業となってしまいました。
昨日は金曜日。
私の職場の人達は、
次の日が休みだからと、
連れ立って飲みに行ったりしていましたが。
幸い私はASDの特性のためか、
気軽に飲みに誘われるようなこともなく、
1人黙々と、
残業に勤しむことが出来ました。
以前はこんな時、
声が掛からない自分を、
悲しんでいたりしたのですが。
愛着障害を克服しつつある今は、
煩雑な人間関係に気を遣わなくていい自分で、
良かったなぁと思うことが出来ています。
そう思うと。
ASDの特性から、
1人で時間をかけて仕事をしたい私が、
ASDの特性から、
人に気軽に誘われないのは、
よく出来た仕組みだなぁと思ったりします。
時間は有限だから、
自分のしたいことに時間を使いたいですから。
だから私は、
これからも陰でこっそりと努力して、
「仕事が出来る係長」
という部下達の期待を、
守っていきたいと思います。