心的外傷/トラウマ

虐待と心の育ち方

孤独な少女

現在学んでいる、
通信大学のスクーリング受講のために、
昨日か関東に来ています。

学んでいる科目は「発達心理学」

発達障害の話題も、
講義の間にちょこちょこあって、
とっても興味深い内容です。

その講義の中で、
生後20ヶ月から13歳まで、
監禁されて育った、
ジーニーという女の子の動画を見ました。

救出された時は、
言葉を話すことも、
真っ直ぐ歩くことも出来ない、
感情も無い無表情だった女の子が、
自分を見守ってくれる、
心理学者に心を開き、
嬉しそうに笑顔を見せる様子をみて、
人の心を育てるためには、
人との愛情ある関わりが大切なのだと、
改めて感じました。

そして、幼い頃に、
両親から充分な愛情を、
感じられなかったとしても、
大きくなってからでも、
心を育てる愛情のある関係が、
誰かと結べるのなら、
例え定型発達者と、
同じようにはならなくても、
心を育てることは出来るのだと、
ジーニーの動画に教えてもらいました。

だから、きっと。

自分を大切にして生きるのに、
遅すぎる、なんてことは無いはずなのだと、
そんな風に思いました。