幸せになる方法

アサーション・トレーニング体験報告

ミーティング

アサーション・トレーニング前日

明日は新幹線に乗って、
少し遠くまで、
アサーショントレーニングを受けに、
行ってきます。

実は、

「トレーニングを受けるまでに読んでおいてください」

と言われた本を、
まだ読み終わっていないけど。

アサーショントレーニングの本
でも、ためになること一杯で、
途中までしか読んでいないものの、
付箋だらけになりました。

明日はいつもより早起きなので、
寝過ごしたら大変だから。

読み終わらなかった分は、
明日の新幹線の中で読むことにして、
今日はもう少し読んだら、
もう眠ろうと思います。

万全の体調でトレーニングに臨めるように。

アサーション・トレーニング1日目

今日は、
アサーション・トレーニングの1日目でした。

朝の6時30分には家を出発したため、
余裕を持って、
会場にたどり着くことが出来ました。

今日は、

「アサーションとは何か?」

をメインに学びました。

アサーションとは、

「自己主張が出来ること」

と、受け取られがちなのですが、
私が今日学んだアサーションは、

「自分の言いたいことが分かっている
        +
「言いたいことを伝えるスキルがある

ということでした。

これが、人間関係を大事にするために、
必要だという言葉に、
とても納得して聞いていました。

機能不全家族で育ってきた私は、
自分を否定されて育ってきて、
自分の言いたいことを、
聞いてもらうことが出来なかったために、
自分の言いたいことを伝えるスキルを、
成長過程で学ぶことが出来ませんでした。

そのために私は、
自分の言いたいことを、
相手に上手く伝えられず、
イライラして暴れるといった行動を起こし、
小学校では、
問題児として認定されたこともありました。

そして、そんな自己肯定感を育めない、
成育環境だったが故に、

「自分のことをまず考えるが、相手を充分考慮する」

というアサーティブな心と態度を、
身につけることが出来ませんでした。

「アサーション=自他尊重は基本的人権である」

と言われた時に、
私は幼少期に、
自分を尊重してもらうことが、
出来なかったため、
私の人権は、
守ってもらうことが出来なかったのだ、
と思い悲しくなりました。

けれど、今の自分がどれくらい

「基本的アサーション権を使えているか」
(自分の権利を大事にすることが出来ているか)

という10の質問の中で、
5つに◯をつけることが出来た時に、

「私は自分で、自分の人権を守ることを覚えたのだ」

と思うと、
とても誇らしい気持ちになりました。

小さな学びの1つ1つを実践してきて、
自己肯定感を積み上げたことで、
ようやく芽生えた、

「自分の権利を守っていい」

という思い。

これからもっと、
自分に認めてあげていきたいと、
思ったのでした。

アサーショントレーニング2日目(最終日)

今日は、
アサーション・トレーニング最終日でした。

この2日間を振り返ってみて、
アサーション・トレーニングが、
発達障害と愛着障害を抱えている私に、
かなり役に立つのではないか、
と感じました。

なぜなら、
アサーション権という基本的人権は、

「自己信頼」

を根幹としているから。

自己信頼をするためには言葉の通り、

"自分を信頼する心"="自信"

が必要になってきます。

でも、機能不全家族の中で、
マルトリートメントを受けて育った、
愛着障害を抱えた私が、
自信をつけるのはとても大変なことで。

なぜなら私は、
生まれた時から、自分の存在さえ、
父親に否定されて育ってきたから。

でも、この、
アサーション・トレーニングの講座の中で、
自信を回復するサイクルを教えてもらって。

まず、自信が欠如している人間の、
行動サイクルなのですが。

1.自信欠如

2.不適切な言動

3.不安、動揺

1.自信欠如(に戻る)

こう紹介された時に、
私は身に覚えがありすぎて、
深く頷いてしまいました。

小学校で自分の思いを上手く伝えられず、
教室で大暴れした私は、
まさに2.の不適切な言動を行い、
それまでどちらかというと目立たない、
大人しい子供だったのに、
自分が問題児と認定されてしまったことに、
とても悲しい思いをし、
3.の動揺の状態になったから。

けれど講師の先生は、
私の目の前でこのサイクルを、
こんな風に書き直してくれました。

1.自信欠如

2.アサーション
(自他尊重の適切な言動)

3.不安の安らぎ

4.自信回復

私の自信の欠如は、
父の心無い言動や先生の無視といった、
人との関わりの中で起きています。

だって、生まれたばかりの赤ちゃんが、

「私、自信が無い〜」

って思って、
生まれてくるわけが無いのですから。

成長していく間に受けた、
色んな人の色んな言動や、
社会の自分への対応に基づいて、
私の自信は欠如していったのだから。

色んな人の色んな言動や、社会の自分への対応が、
私が自信の持てるものに変化したら、
私の自信は回復していく。

そんな説明を、
講師の先生にしていただきました。

自信の回復は、
自己肯定感を上げて、
幸せになろうとしている私が、
ずっと取り組み続けているもの。

それが、
人との関わりの中で傷ついて、
人と関わることに臆病になってしまった、
愛着障害者であり、
発達障害者(自閉スペクトラム症)の私が、
人との関わりの中で行えるのなら、
こんなに良いことはない、
と思いました。

そんなに上手くいくのかどうかは、
今後の私の取り組み結果で、
報告させていただこうと思います。

講座終了時に感想を述べる時に、

「明日から日常生活でアサーションを実践していきたいと思います!!」

と講師の先生に伝えたら、

「今日明日は気持ちが上がってしまっているから、
落ち着いて出来ることから少しずつしていってね」

と、何事もやり過ぎてしまう傾向のある私に、
注意喚起のお言葉をいただいてしまったけど。

はい、先生のお言葉通り少しずつ。

出来る範囲で、
アサーションを実践していきたいと思います。