「現在困っていることが無ければ、通院は不要です」
と医師に言われた私は、
2次障害を発症するような、
緊急に困っている状態では無かったため、
次の診察の予約を入れることなく、
そのまま病院を後にしました。
でも私は、困ってはいませんでしたが、
毎日が快適ではありませんでした。
私は職場で人と接する時に、
気を遣い過ぎて疲れてしまったり、
自分に対して、
無視や酷い言動をとってくる人に対して、
どのように接して良いか分からずに、
辛い思いをしたりして、
家に帰ったら心身の疲弊により、
動けなくなることも少なくなかったのです。
まさに私は、
この時、臨床心理士が支援したいと言っていた、
コミュニケーションの問題を、
抱えていたのですが、
相手の言葉を文字通り受け取ってしまう、
ASD(自閉症スペクトラム障害)の特徴を、
発揮してしまい、
自分の"毎日が快適ではない"状態は、
"困っている"状態ではないと考え、
医師に対し次の診察の予約を入れることが、
出来ませんでした。
そして、
「誰にも頼れないのなら、私は自分で自分の状態を改善しよう!」
と決意した訳なのですが、
コミュニケーションが上手く取れない人間が、
自分で考えたところで、
コミュニケーションが上手になるわけがありません。
精神科の医師からは、
「ASDのコミュニケーション能力が向上することはない」
と言われてしまいましたが、
私は会社員を23年間やってきて、
その経験から学ぶことで、
昔より確実に、
人と揉めることが減ったと感じており、
さらに、
人との関わり方を技能として学ぶことで、
職場での人間関係も向上出来る
と考えていました。
私の求めるコミュニケーションは、
心の交流を求めたものではなく、
あくまで社会人として生きていくための、
対人関係のスキルだったのです。
それならば、学べるところがあるはず、
と考えました。
そうして私は、
「アサーショントレーニング」
という言葉を知りました。
【改訂版 アサーション・トレーニング ―さわやかな〈自己表現〉のために】
アサーショントレーニングとは文字通り、
アサーティブな、
コミュニケーションの訓練をする、
ということなのですが、
ウィキペディアでは、
アサーティブネスの説明の中で、
次のように定義されています。
【アサーティブなコミュニケーション】
相手の自己主張する権利を認めたうえで、
自分自身の意思や権利を主張するコミュニケーション。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%83%8D%E3%82%B9
これを学べば、
自分の意見をきちんと相手に伝えた上で、
人と揉めずに、
職場で働けるようになるのではないか、
と考えた私は、
2週間後に行われるという、
ベーシックコースの申し込みを、
先ほど行いました。
大学の心理学の勉強も、
まだまだ途中なのに、
さらに学びを拡げることで、
全てが、
中途半端になってしまうのではないかと、
悩む気持ちもありましたが、
「自分に良いと思うことは全て試してみたい」
という気持ちが、
私の行動を後押ししてくれました。
こうやって学びたいと思うものを、
学べるお金と時間があることに感謝して。
悩む時間があったら行動することを、
心がけていこう、と思います。