- 私が実の父親から受けた"私は幸せになってはいけない"という呪いを解けた理由.1
- 私が実の父親から受けた"私は幸せになってはいけない"という呪いを解けた理由.2
- 私が実の父親から受けた"私は幸せになってはいけない"という呪いを解けた理由.3
の続きになります。
まだ読まれていない方は、こちらから先に読んでいただけたら嬉しいです。
私はほぼ騙されたような形で、
自分を助けてくれた男性の実家にある、
物置の2階を私の部屋としてあてがわれ、
そこで暮らすことになりました。
その男性の実家は、
両親共に小学校の先生をしていて、
とても忙しいということで、
家の中はゴミで溢れ返っていて、
台所で料理をしていて、
空き瓶や空き缶が発生したら、
台所の勝手口に投げ捨てるような生活を、
していました。
そのような家庭だったため、
母屋の玄関から、
8メートルほど離れた位置に建てられていた、
自分の部屋のある物置に行くためには、
やはり庭に投げ捨てられていた、
空き缶や空き瓶を避けながら、
足元に注意して歩かなければなりませんでした。

(こんな感じの庭を通って、自分に当てがわれた物置まで歩いていました)
私を騙して自分の実家に連れてきたその男性は、
「この散らかった物置の2階を、
じゅんのために片付けるのは大変だったんだぞ」
と、
とても自慢げに私に言いましたが、
その男性の兄嫁は、
義実家に遊びにきて私の待遇を見た時に、
「この家の物置に住んでるの?!」
と驚き、
憐むような目で私のことを見ていました。
私は本当に自分の立場が惨めでたまりませんでした。
私はこの家から逃げ出そうと考えましたが、
人の言葉をそのまま信じるASDの特性が、
ここで私の行動を邪魔しました。
私が逃げ出そうとしている気配を察した、
その男性が言った、
「お前がここらか出て行けると思うなよ。
俺が一言声をかければ、
お前をこの島から出さないことなんて訳ないんだ」
という言葉を、
そのまま信じてしまったのです。
その男性の実家は島で、
橋で九州本土と繋がっていて、
その橋を渡らなければ、
島から出ていくことは出来ませんでした。
今にして思えば、
その男性にそんな力など無いと分かるのですが、
まだ19歳で人生経験が少なく、
ASDの特性の表出が激しかった私は、
彼がその橋の管理人と知り合いで、
自分の言うことを聞いてくれるから、
私を橋から通さないでくれと言えば、
私は橋を渡ることが出来ないという言葉を、
そのまま信じてしまったのでした。
私を自分の実家に閉じ込めることに、
成功したその男性は、
毎晩のように私に性行為を強要し、
それは私に38度5分の熱があり、
布団から起き上がることが困難な時でさえ、
やめられることはありませんでした。
そんな男性に対して私は、
「自分は機能不全家族の中で虐待を受けて育ったため、
子供に対して家庭の愛情など与えてあげられるとは思えないから、
子供だけはつくらないで欲しい」
と訴えましたが、
その男性は私が自分から逃げ出さないように、
無理矢理、私を妊娠させました。
初めは自分の妊娠に対し、
自殺を考えるほど絶望しましたが、
「自分が欲しかったHOME(家庭)を、
これからこの子と一緒に、
自分の手でつくっていこう」
と捉え直し、
幸せな家庭を築くために、
自分なりに努力をしました。
生まれてくる子供を、
物置の2階という不衛生な場所に、
住まわせるのは可哀想だからと、
「家を借りてくれなければ病院には行かない」
とその男性に宣言しました。
その男性は私の体が心配だといい、
「そのうち必ずアパートを借りるから病院を受診して」
と、
泣いて私にお願いしてきましたが、
今までの彼の言動を見てきた私は、
ここで彼の言うことを聞いてしまっては、
決して私と子供が安心して住める、
場所を与えてはくれないと感じたので、
本当に彼がアパートを借りてくれるまで、
決して病院には行きませんでした。
結局、
私の体が心配だと泣いていた、
実家に帰ってから会社勤めをしていて、
毎月25万円ほどの、
安定した収入があったその男性が、
本当にアパートを借りてくれたのは、
すでに私のお腹がまるまると張り出していた、
妊娠発覚から、
6ヶ月ほど経過した後のことでした。

それまで、その男性は、自分の給料ではアパートなど借りられないと、ずっと私に言い続けていました。
自分の生命をかけてようやく手に入れた、
私と子供の居場所(アパート)でしたが、
私が里帰り出産している間に、
愛人を作っていたその男性が、
私と生後1ヶ月の子供が暮らしているそのアパートに、
「こいつを泊めてやってくれ」
と、
愛人を連れてきた夜から、
また私が安心して居られる場所は無くなりました。
その後の、
その男性の私と子供への言動や、
私が陥った状況については、
よろしければこちらをご覧ください。
実の父親から性的な行為をされていた時期と、
この男性がアパートに愛人を連れてきた後の時期が、
私の人生で一番底辺だと感じた時期でした。
けれど、
自分が守ってあげなければいけない子供がいた分、
精神的ストレスは愛人を連れてきた後の方が、
大きかったように思います。
私は自分の人生で、
何度も人から自分の自尊心も尊厳も存在も、
踏みにじられる行為を受けました。
そして、ここまできてようやく、
私は思ったのです。
私は人から、
このような仕打ちを受けなければならないほど、
酷い人間なのだろうか?
あと1回、
私が実の父親から受けた"私は幸せになってはいけない"という呪いを解けた理由.5
に続きます。