私は今年に入ってから、
自分が子供の頃に虐待にあっていたことを、
ブログに書くようになりました。
それは、今まで、
自分の心を明るい方に向けるために、
明るいものばかりを見ようとしていたけど、
もう私は、
暗い方を向いても、
明るいものを見つけることが出来る自分に、
なれたように思ったからでした。
そして、自分の過去をブログに書く中で、
自分と同じように、
子供の頃に機能不全家族の中で育ったり、
虐待にあった人達の、
ブログを読むようになったのですが、
その人達のハッシュタグや、
ブログに書かれていた言葉で、
私は初めて【解離性障害】という、
言葉を知りました。
私は解離性障害が、
どんなものかは知りませんでしたが、
以前、自殺未遂を図った時に、
精神科のお医者さんから、
【離人症】という診断を受けていたので、
それに近いものなのかもしれないな、と思い、
ネットで調べたところ、
ウィキペディアの離人症の項目に、
DSM-5(「精神障害の診断と統計マニュアル第5版」)では解離性障害に分類される。
と記載されているのを見て、
私は自分も解離性障害だったのだ、
ということを知りました。
私は昔から時々、
自分はここにいるけれど、
存在していないような、
そんな感覚に陥ることがあり、
その時によく感じていたのは、
自分を俯瞰する感覚で、
私は人と話している時にも自分のことを、
「あれ?今話しているこの人は誰だろう?」
と感じることが、
たびたびあったのです。
私のあの感覚が、解離性障害だったんだ…
と知った時、
私は少なからずショックを受けました。
自分の体から離れて、
自分を眺めるという感覚、
自分が自分と認識出来ないような感覚は、
誰でも普通に体験しているもので、
それが障害と、
みなされるような精神状態だと、
考えたこともなかったからです。
私は今、
幸せに暮らすことが出来ているので、
このような"解離"を体験することは現在、
ほぼありませんが、
私のように、
生活に支障をきたさない程度の、
軽い解離性障害の場合、
自分でも気づいていない人も、
多いのではないか、と思います。
自分の中では当たり前になっている感覚は、
自分ではおかしいと気づけないものだから。
もし、以前の私と同じように、
今話している自分が自分と思えない感覚
を感じている人がいたら、
それは解離性障害ではないかと、
疑ってみてください。
そして解離性障害だったとしたら、
適切な医療や心理的支援を受けてください。
病気になるまで頑張ってしまった人が、
自分1人の力で病を克服するのは、
とても困難です。
子供時代に虐待にあったり、
機能不全家族の中で育った人は、
対人恐怖の傾向があったり、
人に頼ったりすることが苦手な人が、
多いと思うけれど、
どうか、自分を助けてくれる人は、
必ずいるのだと信じて、
人に頼ることを、
自分に許してあげてください。
私は、自分の状態に合わせた、
適切な対処法が分からず、
散々と色々な遠回りをして、
自分を幸せにするのに、
30年以上の時間をかけてしまったけれど。
このブログを、
読んでくださっているあなたには、
そんな遠回りなどせずに、
1番適切な方法で、
幸せになって欲しいと願っています。