自分で言うのもなんですが、
わたしはかなり妬みやすい性格です。
それは発達障害を検査する際に受けた、
心理検査の結果にも如実に表れています。
自分がやりたいことで、
成功している人をみると、
妬ましくて仕方ありません。
とっても黒くて、ドロドロしているわたし。
でも、そんな自分が嫌いで苦しくて。
だから、
妬ましいと思っている自分に気付いたら、
その人に近づけるように、
頑張ることにしました。
だって、自分が妬ましいと思っている相手に、
近づけたら、
妬んだりしなくなるでしょう?
でも、
上手くいっている時に頑張るって楽しいけど、
そうでもない時も勿論あって。
そんな時はちょっぴり、
頑張るのを辞めたくなってしまうんだけど。
そんな風に思っていたら、
とあるブログで紹介されていた、
こんな本に出会うことが出来ました。
「自分は天才じゃない」
そんな風に認めて、
でも頑張ることを辞めなかった時。
「あきらめない天才」
になることが出来る。
そう書かれていたこの本の書評をみて、
天才でないわたしは、
その言葉に胸が震えて、
ほのかにココロが明るくなりました。
そして。
期せずして同じ時に、
脳科学者の中野信子さんの、
こんな言葉を知る事ができました。
妬みを解消するにはどうすればいいかというと、
その人を超えるか、その人の足を引っ張るか。
その人の足を引っ張るのは『悪性の妬み』で、
超えていこうとするのは『良性の妬み』
良性の妬みがあるから、私たちは前に進んでいけるのです。
わたしが自分を嫌いだと思っている感情は、
わたしを前に進ませてくれる、
原動力になってくれていて。
その原動力のまま頑張ることが出来たなら、
「あきらめない天才」になれる、
可能性もあって。
そんな風に考えたら、
頑張ることに疲れていたわたしのココロが、
また少し元気を取り戻してくれて、
あんなに嫌だった、
黒くてドロドロしたわたしが、
姿形はそのままに、
とっても愛おしいわたしに、
変わっていきました。
天才じゃないから、上手く出来ないから、
頑張ることを諦められない。
そんな才能も、あるのかもしれないですね。