父親から暴言と暴力という虐待を受け、
いわゆる昨日不全家族の中で育った私は、
中学生にして親に内緒で、
自分のお小遣いの中から、
自律訓練法の音声ガイドテープを購入し、
夜眠る布団のなかでこっそり練習して、
何とか心の平安を保とうとする、
多分ちょっと変わった子供でした。
家の中でも学校でも、
いつも心身ともに、
緊張状態で過ごしていた私は、
自分の心を安らかにする方法を、
探し求めていました。

今でこそ、
自分のように、
子供時代に虐待を受けてきた人間は、
臨床的な知識のあるカウンセラーに、
指導を受けた方が良いと分かるのですが、
以前の私は、
自分が親から虐待を受けていたと、
認めるのが嫌だったため、
自分が人と違うのは、
自分がスピリチュアルな性質を、
持っているからだと考えて、
スピリチュアルな教えを、
色々学びに行っていました。
私は元々、
スピリチュアル寄りの考え方を持っていて、
スピリチュアルな内容を、
教える人達の言葉をよく理解できたため、
大抵のスピリチュアルな講座は、
とても楽しめたのですが、
過去には、
私の心身ともに破壊してしまうくらいの、
大変な目にあった講座もありました。
- 私の体験したスピリチュアル講座の怖い話その1~なぜ私はその講座を受けたのか~
- 私の体験したスピリチュアル講座の怖い話その2~インナーチャイルドを癒すために出された課題~
- 私の体験したスピリチュアル講座の怖い話その3~私に起こった異変~
- 私の体験したスピリチュアル講座の怖い話その4~私を救ってくれたもの~
- 私の体験したスピリチュアル講座の怖い話その5~講師からのメール~
- 私の体験したスピリチュアル講座の怖い話その6~具合の悪さの原因~
- 私の体験したスピリチュアル講座の怖い話その7~エネルギーワークセッション~
- 私の体験したスピリチュアル講座の怖い話その8~視える・聞こえる・感じるをありがたがらない~
- 私の体験したスピリチュアル講座の怖い話・番外編〜講師の言葉と子供の気持ち〜
その2のブログの中に書いたのですが、
私はスピリチュアル講座の講師から、
私の子供の頃が酷かったから、
心が捻くれていると言われ、
傷ついた、
自分のインナーチャイルドを癒すために、
両親を毎日、
イメージの中で一番残酷な方法で殺し、
その様子を毎日、
講師に報告するように言われました。
そして、その3に書いたように、
そのイメージをした夜から不眠状態になり、
気分が悪く、頭痛がし、勝手に手が震え、
涙が流れるという状態に陥いりました。
私は、この頃にはすでに、
両親に対する、
恨み辛みなどの気持ちは超えていて、
父親とも母親とも、
出来うる限りの良好な関係を築いていたため、
自分の親を殺したいなどという気持ちは、
持ち合わせていませんでした。
それどころか、
両親から愛されていた証拠を集める訓練を、
し続けたお陰で、
今まで両親からされた、
酷い言動ばかりに目がいっていた思考から、
両親にしてもらったことに、
感謝できる思考に変化し、
それに合わせて自分の人生も、
好転し始めていたため、
私にとって、この講師の指導は、
「過去の辛く苦しい人生を生きていた自分に戻る」
という、いわば退化的な指導だったのです。
両親を恨みながら生きていた時よりも、感謝しながら生きていた時の方が、
私は毎日を幸せに過ごすことが出来ていました。
講師の言う通りのことを行なって、
心身に異常をきたしてしまった私を、
講師がフォローすることはなく、
そのことをブログに書いた私に対して、
かえって訴えると言ってきた時に、
自分が教えを受ける相手は、
きちんと選ばなければいけないのだ、
と痛感しました。

今、私が過去の記事を引っ張りだして、
新たにこの出来事を皆さんに伝えたのは、
決してセラピストや講師という、
肩書きを持った人達のやる事が、
必ず正しい訳ではないことを、
知って欲しかったからです。
人は皆んな、
その生育歴も性格も違うのだから、
合うセラピーもセラピストも講師も、
皆んなそれぞれ違うのです。
それはスピリチュアルなものであろうと、
心理的なものであろうと、
変わりはありません。
あなたの受けている講座やセラピーが、
あなたを傷つけたり、
落ち込ませるばかりのものだったなら、
それはあなたが悪いのではなくて、
講師やセラピストとの相性が、
合っていないだけかもしれません。
元々、色んな問題を抱えていたり、出来ないことが出来るようになりたくて、
講座やセラピーを受けているのだから、
講師やセラピストの思う結果にならないからといって、受ける側に責任を求めることがおかしいのです。
無理してその人から、
教えを受け続けなくていいのです。
心理セラピーの療法は百を超えるほどあって、
その人から教えを受けなければ、
あなたが幸せになれないなんてことは、
ないのですから。