回想録

実の父親から受けた"私は幸せになってはいけない"という呪い

脅かす手

昨日のブログ記事で。

幸せになるためには、
まず幸せになりたいと、
願うことが必要

と書いたのですが。

マルトリートメントを受けて育ち、
実の父親から、

  • 「女の子なら要らない」
  • 「お前のせいで母さんは死にかけた」
  • 「母さんの体が悪いのはお前のせいだ」

言われて育った以前の私は、
幸せになりたいと願う気持ちと同じくらい、

“自分は幸せになってはいけない”

と思っていました。

でもそれは、
私がネガティヴな性格とか、
そういうことではなくて。

通常、大人になった私達は、
それが本当の事かどうか、
判断するフィルター(クリティカル・ファカルティ)
を持っているため、
相手から言われた言葉を、
無条件に信じたりはしないのだけれど。

脳の情報処理

何を信じるべきなのか、大人は受け取る情報をふるいにかけます。

けれど6歳までの子供の時には、
この判断のフィルターは、
機能していないため、
言われた言葉を素直に信じてしまいます。

だから小学校へ上がる前の幼い頃から、
実の父親という、
子供が信じて当然の存在から、
何度も繰り返して、
自分の存在に罪悪感を持つような言葉を、
言われ続けていた私が、

“自分は幸せになってはいけない”

と思うのはむしろ当然の事
なのです。

そして、その父親の言葉が、
嘘だと分かるまでの40年の間
私はずっと父親の言葉に、
苦しめ続けられていました。

脅かす手
父親が幼い私に行ったこの言動は、
自分を幸せにするために、
色々な心理療法を学んだ時に知った、

同じ言葉を繰り返し聞かせることで、
相手の無意識に刷り込んで、
望みを叶える方法

と同じ手法だったため、

私は実の父親から、
"自分は幸せになってはいけない"
という呪いを、
受け続けたのと同じ状態だった

ことになります。

きっと、
私の子供の頃のように、
あからさまな言葉ではなくても。

判断のフィルターが働いていない、
幼い時に受け取った言動に、
自分では気付いていなくても、
無意識に縛られている人は、
多いのではないかと思います。

だから。

幸せになりたいと願っているのに、
自分を幸せにしようとする行動を、
もし、あなたが、
起こせないのだとしたら。

あなたにも以前の私のように、
幸せになってはいけないと、
思ってしまう呪いが、
かかっているのかもしれません。

もし、そうなら。

幸せになりたいと願うまえに、
まず幸せになったらいけないという呪いを、
解かなければいけません。

幸せになる鍵
私は自分が、
この呪いにかかっていると気付く前に、
偶然、
この呪いを解くきっかけを掴み、
呪いを解くことが出来ました。

だから、
私と同じように、
この呪いで苦しんでいる人のために。

明日は私がこの呪いを、
どのようにして解いていったのか、
お伝えしたいと思います。

もし、あなたが。

この呪いにかかっていたとしても。

呪いは必ず解けるから、
安心して欲しいのです。