マルトリートメントと私.幼少期編
子供の頃から、
ずっと生きづらさを抱えてきて、
私は自分の生きづらさの原因が、
ASD(自閉スペクトラム症)
であることを知りました。
これは生まれもった器質だから、
甘んじて受け入れるしかない、
と思っていたのですが、
編入した通信制大学の、
スクーリングの発達心理学の授業で、
と言われたこと、
愛着障害と発達障害はとてもよく似ていて、
専門家でも、
区別をつけるのが難しいことなどを知りました。
※愛着障害と発達障害の関係について詳しく知りたい方は、精神科医である岡田尊司先生が書かれた、こちらの本を読んでみてください。
私は子供の頃、
虐待と呼ばれる行為を受けて育ちました。
そのことが、今、私が、
発達障害と呼ばれていることに、
関係しているのではないか、
そして私が発達障害と呼ばれる状態なのは、
実は愛着障害が関係しているのではないか、
そんな疑念をいだいた私は、
自分の生育歴を、
探っていってみることにしたのです。
ただ、とても長くなってきてしまったため、
幼少期編として、
ここに一度、
今までの分をまとめようと思います。
【マルトリートメントと私.幼少期編】
- マルトリートメントと私1.私の1番古い記憶
- マルトリートメントと私2.2〜3歳頃の記憶
- マルトリートメントと私3.4歳頃の記憶〜お母さんのお手伝い
- マルトリートメントと私4.辞めたお手伝い
- マルトリートメントと私5.お母さんに伝えられなかった思い
- マルトリートメントと私6.兄を背にかばった妹
- マルトリートメントと私7.父の母への愛情表現
- マルトリートメントと私8.幼い私が父から言われた言葉
- マルトリートメントと私9.幼い私の願い
- マルトリートメントと私10.食事を父親に取られる子供
- マルトリートメントと私11.孤独な私の話し相手
- マルトリートメントと私12.死を覚悟した出来事
- マルトリートメントと私13.父と母の喧嘩の原因
- マルトリートメントと私14.家を出る準備
私が子供の頃に家庭の中で起こったことは、
確かに虐待と呼ばれる行為で、
絶対に許されないこともされたけれど、
ただ大人になった今、
酷いだけではなかった父がいたことも、
一生懸命私を育てようとしてくれた、
母の思いも分かるから、
親の全てが悪かったように感じてしまう、
"虐待"という言葉はあえて使わずに、
「マルトリートメント」
という言葉を使わせていただいています。
意味は、不適切なかかわり。
特に、大人の子供に対する、不適切な養育や関わり方をいい、身体的・性的・心理的虐待とネグレクトを、包括的に指す。
[補説]厚生労働省が示す児童虐待の定義に相当する。
【コトバンク様より引用】
私の過去の経験が、
今現在、生きづらさを抱えていたり、
愛着障害や発達障害で、
悩んでいらっしゃる方の、
何かの参考になれば幸いです。