私の成育歴

マルトリートメントと私.幼少期編

1人ぼっちの子供

マルトリートメントと私.幼少期編

子供の頃から、
ずっと生きづらさを抱えてきて、
私は自分の生きづらさの原因が、
ASD(自閉スペクトラム症)
であることを知りました。

これは生まれもった器質だから、
甘んじて受け入れるしかない、
と思っていたのですが、
編入した通信制大学の、
スクーリングの発達心理学の授業で、

「被虐待児は発達障害になる可能性がある」

と言われたこと、
愛着障害と発達障害はとてもよく似ていて、
専門家でも、
区別をつけるのが難しいことなどを知りました。

※愛着障害と発達障害の関係について詳しく知りたい方は、精神科医である岡田尊司先生が書かれた、こちらの本を読んでみてください。


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私は子供の頃、
虐待と呼ばれる行為を受けて育ちました。

そのことが、今、私が、
発達障害と呼ばれていることに、
関係しているのではないか、
そして私が発達障害と呼ばれる状態なのは、
実は愛着障害が関係しているのではないか、
そんな疑念をいだいた私は、
自分の生育歴を、
探っていってみることにしたのです。

ただ、とても長くなってきてしまったため、
幼少期編として、
ここに一度、
今までの分をまとめようと思います。

私が子供の頃に家庭の中で起こったことは、
確かに虐待と呼ばれる行為で、
絶対に許されないこともされたけれど、
ただ大人になった今、
酷いだけではなかった父がいたことも、
一生懸命私を育てようとしてくれた、
母の思いも分かるから、
親の全てが悪かったように感じてしまう、
"虐待"という言葉はあえて使わずに、

「マルトリートメント」

という言葉を使わせていただいています。

意味は、不適切なかかわり。

特に、大人の子供に対する、不適切な養育や関わり方をいい、身体的・性的・心理的虐待とネグレクトを、包括的に指す。
[補説]厚生労働省が示す児童虐待の定義に相当する。
コトバンク様より引用

私の過去の経験が、
今現在、生きづらさを抱えていたり、
愛着障害や発達障害で、
悩んでいらっしゃる方の、
何かの参考になれば幸いです。