発達障害(ASD)グレーゾーン

WAIS-III検査の結果

カウンセリング

今日は先日受けた
WAIS-III検査の結果を聞くために、
精神科に行ってきました。

検査の結果は、
検査を行った臨床心理士が、
説明してくれました。

まず、臨床心理士は、
私に検査結果を渡すことは出来ず、
ただ見せるだけだと伝えた上で、

「こんな検査結果は初めて見ました」

と言いました。

臨床心理士のその言葉に、
どんな結果が出たのかと、
私が緊張しながら検査結果を見ると、
そこには、このように記してありました。

  • 知的発達水準   非常に高い
  • 全検査IQ 132
  • 言語性IQ 134
  • 動作性IQ 125

全検査IQというのが、
総合的なIQだろうとは考えたものの、
数値の判断基準はよく分からなかったため、
私は言葉として書かれていた表現に、
目を止めました。

(私のIQって非常に高いんだ…)

以前受けた、
田中ビネー知能検査の結果と、
違っていましたが、
大学の臨床心理学の講座の講師から、
発達障害の検査を受けるなら、
ウェクスラー式知能検査の成人版である、
WAISがいいと言われていてたことと、
他の発達障害のことを、
ブログに書いている方達も、
ほとんどの方がこの検査の結果に基づいて、
発達障害の診断を受けていたことから、
私は精神科の病院で受けたこの検査結果を、
今後の自分の状態を判断する基準に、
することにしました。

臨床心理士の方から、

「ご自分を発達障害ではないかと疑って、知能検査を受けられましたが、
下位検査と呼ばれる検査も全て、
検査結果が平均値を上回っていたため、知能的に問題はありません
むしろ自分の知能がかなり高いために、言わなくても相手が理解すると考えて、
コミュニケーションが上手くとれていない、可能性があります

と言われました。

あえて低い能力を探すなら、
視覚情報を読み取る能力が低いけれど、
それでも平均は上回っているため、
問題とはならない、ということでした。

この臨床心理士の言葉を聞いて私は、

「では私は発達障害ではないということですか?」

と聞き返しました。

臨床心理士は、

「自分は医師ではないので、
診断をすることは出来ませんが…」

と一言付け加えてから、
このように言いました。

「前回受けていただいた、
自閉症スペクトラム指数を図るAQテスト、
この結果をみると、
自閉症スペクトラム障害である、
可能性があります」

この言葉に、
私は確認の意味でもう一度質問しました。

知能が高いということと、
自閉症スペクトラム障害は関係ない
ということですね?」

この質問を臨床心理士は肯定し、
私に生きづらく感じたエピソードを、
いくつか尋ねてきました。

私が小学校1年生の時に、
周囲の大人達に、
自分の気持ちを理解してもらうことが出来ず、
怒りから、教室で、
机や椅子を投げて暴れたエピソードを話すと、
今目の前にいる私からは、
想像出来なかったのか、

「大変だったんですね」

と驚いた顔で言われました。

知能が高かったエピソードとしては、
小学校中学年の頃、
勉強が出来た私に対して母親が、

「勉強だけ出来たってダメなんだよ」

と私をなじるように言ったため、
勉強が出来ないようになろうと努力したら、

「勉強ぐらい出来ないと」

と言われて、大変混乱したことを話すと、

「言葉をそのままの意味でとってしまうのですね。
お母さんは、あなたに普通の子のようになって欲しくて言った言葉で、
勉強が出来なくていいとは思っていなかったのでしょうね」

と、その時の母の心情を私に語りました。

ちなみに、今の私には母が何故このような言葉を言ったか、共感は出来ませんが、理解は出来ます。

他にも母親から、
やはり小学校中学年くらいの時に、

「お前のことは理解出来ないから放っておくことにする」

と言われたことを臨床心理士に話したら、

「それは辛かったですね」

と言われて、

「いえ、母に普通を求められて辛かったので、
これで母を悲しませなくて済むとホッとしました

というと、
臨床心理士には予想外の返答だったらしく、
目を丸くされてしまい、
母親から普通を求められるということが、
普通が分からなかった私にとって、
どれくらい辛かったのか、
ということを示すために、
やはり小学校中学年の頃に、

「普通が分からなくて、友達に"私に普通を教えてください"とお願いしました

というエピソードを話したら、
完全に、
臨床心理士の想像を超えていたらしく、
今度は臨床心理士は、
吹き出してしまいました。

私は自分のこのエピソードが、
笑われるものだとは思っていなくて、
少し驚いてしまいました。

「とても、努力されてきたのですね」

臨床心理士はそう言った後に、

「あなたには、
コミュニケーションに関する支援が、
必要なのではないか、と思います。
あなたが支援を望むなら、
させていただきたいと思います」

と言葉を続けました。

精神科で受ける、
コミュニケーションに関する支援って、
一体どんなものなのだろう?

これから私は、
どのように社会と関わっていきたいと、
思っているのだろう?

WAIS-IIIの結果では、
発達障害だとも、
発達障害では無いとも分からなかった私は、
4月30日に医師の診察を受けてから、
今後のことを考えることにしたのでした。