社会との関わり方

女子会参加結果のご報告

職場の宴会

女子会当日の私の状況

以前お誘いいただき
参加することにしましたが、
とにかく緊張感が、
半端ありませんでした。

だって、私、親しい人とかいないので。

何だったら、
お店の場所もよく分かってないし、
予約している人の名前さえ、
知りませんでした。

詳しいことを聞こうにも、

「義理で誘われてるのに、
行く気満々で楽しみにしていると、
思われたら恥ずかしい…」

という気持ちが先に立って、
誰にも女子会の詳細を聞くことが、
出来ませんでした。

誰が参加するかもよく分かっていません。

何できたの?みたいなリアクションを、
取られるんじゃないかと思うと、
とても怖いのです。

でも私はアスペルガーだから、
ネガティヴ思考と人と会う緊張は、
当たり前なのだと思って。

とにかく勇気を振り絞って行ってきます。

願わくば、楽しく過ごせますように。

女子会での私の行動

上記のように、
かなり頑張って女子会に参加した私が、
どんな状況だったかを、
ご報告させていただきます。

アスペルガーな女が、
女子会にどんな心境で参加したのか、
興味のある方だけお読みください。

まずろくに親しい人もいない、
女子会に参加して、
1人ぽつんと、
手持ち無沙汰になるのが怖かった私は、

「仕事が忙しくて、
開始時間に合わないので遅れて行きます」

なんて手を使おうかとも考えて、
1人職場に残っていたのですが、
そんな私を、
女子会主催者の方が見つけて、
声をかけてくれました。

その方も残業していて、職場から女子会のお店まで直行するようでした。

「私、今から行きますけど、
間に合いますか?大丈夫ですか?」

の言葉に、思わず反射的に

「大丈夫です、
7時には間に合うように行きます」

と答えた私。

でも、私はその人が
「私のことを嫌っている」
もしくは
「苦手にしている」
と感じていて、
その方と話す時は、
かなり緊張していたため、
気さくに声をかけてくれたのが、
本当に嬉しくてホッとして、
私はその方に、
この時点でもまだ、
よく分かっていなかったお店の場所を、
詳しく聞くことが出来ました。

この出来事で、
自分の女子会への参加が、
歓迎されているのだと感じて、
安心した私は、
開始時間の2分前に、
お店に着くことが出来ました。

最後に到着したので、
座る場所に悩むこともなく、
空いていた一番端の、
隅の座席に座りました。

目の前に座っていた方が、
とても気さくで、
お話好きな人だったため、
私は自分の苦手な

「話題を考えて相手に振る」

ということをする必要もなく、
よくお話をしてくれるその人の、
話の聞き役に徹し、

「私はちゃんと貴女の話を聞いてますよ」

とアピールするように、
一生懸命相手の目を見て頷き、
相手が話していて、
嬉しいだろうリアクションを返す、
という作業に、
没頭することが出来ました。

でも私は、相手の欲しいリアクションを返そうとするあまり、話の内容は覚えていないこともあります。

私はその場で何か変なことを、
一言二言いったらしいのですが、
そこはお酒の席ということで、
日本酒を飲んでいた私は、
大らかに受け止めてもらえたので、
気まずい思いをすることも、
ありませんでした。

手持ち無沙汰になったら酒を飲み、
とりあえず何かをつまむ、
という事も出来たため、
私は一次会を上手く、
楽しく過ごすことが出来ました。

で、全員その楽しい流れで、
二次会でカラオケに行くことになり。

私も誘っていただき、
二次会にいったのですが、
ここからが大変でした。

私には"歌がニガテ"という思いがあり、
実際会社の飲み会で歌った時に先輩から、

「それは何?お経??」

と言われた経歴の持ち主でした。
(ちなみにその時に私が歌ったのはB’zです)

でも、こんな場所で

「私、歌えません」

なんて言ったら盛り下がるのは必至。

だから私は、酒の勢いにかこつけて、

「ひたすら騒ぐ」

という行動に出ました。

やっぱり私は、
女子会に誘われたことも、
二次会に誘われたことも、
嬉しかったので、

"とっても楽しんでるじゅんさん"

だと皆んなに思ってもらって、
次の会の時も"誘いたい"と、
思ってもらいたかったのです。

だからとにかく、
私は目の前にあった、
タンバリンを鳴らしまくり、
時には立って踊るという、

「とっても楽しんでる私」

を表現するのに全精力を傾けました。

もちろん、
恥ずかしいなどという、
気持ちを持っている心の余裕はありません。
ただひたすら、
歌える歌があったらマイクを握り、

「あらん限りのチカラで絶唱する」

という、上手い下手を通り越した、
歌唱を披露した私は、
普段ひたすら仕事に没頭する、
真面目な職場の姿とのギャップも手伝って、

「お酒が入るととっても楽しい人」

という認識を、
皆んなにもってもらうことができ、
女子会の主催者の方から、

「もう女子会のレギュラー決定ですね」

の言葉をいただくことができ、

今回の私の女子会での、
ミッションコンプリート!!

と思って気が抜けたのですが、
あからさまに手を抜くわけにはいかず、
(頑張って楽しんでたのがバレるため)
午前0時近くまで約2時間、
ひたすらタンバリンを振り、
楽しそうに笑っていました。

本当に楽しかったのですが、私が楽しいと思ってる素直な表現だと、周囲の人に不機嫌だととられることもあるため、私の気持ちにそった【楽しいの表現】ではなく、周囲の人達がみて【楽しんでいると感じる表現】に徹しました。

色々と行き過ぎた感のあるところは、
全て酒の所為にさせていただきました。

おかげで、次の日の職場では

「昨日の女子会でのじゅんさんは、
凄かったらしい」

との噂が流れたのですが、
私は次の日はいつも通りの、
仕事を真面目に黙々とこなす、
自分に戻っていたので、

「お酒の席では人が変わるじゅんさん」

という噂に変更になった模様です。

女子会で一緒だった人達と、次の日にどの程度の距離感で接していいか分かりませんでした。

ちなみに、
女子会から2日が経過した今でも、
タンバリンの振りすぎで、
腕が筋肉痛です。

どれだけ一生懸命、
タンバリン鳴らしてたんだか、
と思います。

アスペルガーの人は極端っていうけど、
こんなところにも現れるのでしょうか?

それでも、
次の日は以前揉めていた部下と、
女子会のことでまた少し話ができたので、
やっぱり嬉しかったです。
(その部下は体調が悪くて女子会は欠席でした)

色んな心の動きはありましたが、
参加して良かったです。

何とか無事に?楽しいと思える形で、
女子会に参加し終えることが出来ました。