私が自分を愛着障害だと疑った理由
私は以前、
別なホームページを立ち上げていて、
やはりそのホームページでも、
発達障害グレーゾーンが幸せになるための方法を、
模索した記事を書いていました。
でも2016年から始めた、
そのホームページの更新が、
2年6か月ほど、
止まっていた時期がありました。
それは何故かというと…
40年間私を苦しめてきた出来事が、
父の嘘だったということが、
分かったからでした。
それは幼かった私の心を傷つけ、
母親に対する罪悪感を植えつけた嘘でした。
(詳しく知りたい方はこちらをご覧ください)
私はこのことを知った後に、
編入した通信制大学のスクーリングの発達心理学の授業で、
との発言を講師から受けたこと、
自分でも発達障害を学ぶべく、
発達障害に関する本を読み漁っていく中で、
愛着傷害と発達障害の特徴はよく似ていて、
専門家でも区別をつけるのが難しい
ことを知り、
自分は本当は発達障害ではなく愛着障害ではないか?
との疑念を持つようになりました。
※愛着障害とは、「甘える」や「誰かを信頼する」などの経験値が極端に低いため、
自分に向けられる愛情や好意に対しての応答が、
怒りや無関心となってしまう状態であり、
通常、愛着(特定の誰かとの情緒的結びつき)は養育者である母親と結ばれます。
(一部Wikipedia愛着障害より抜粋)
そして精神科医である岡田尊司先生の書かれた、
「発達障害と呼ばないで」
という本の中で、
劣悪な養育環境で育った子供の中に、
自閉症とそっくりの症状が認められた子供が複数おり、
通常の自閉症と区別がつかない状態であった、
ということを知るに至り、
発達障害に該当する
と言われたにも関わらず、
「私が今、発達障害と呼ばれる状態なのは、
実は愛着障害が関係しているのではないか?」
という疑念が、
私の心の中で払拭出来ないものになっていきました。
自分が『発達障害』か『愛着障害』か悩んだ私が辿り着いた結論
先にも書いたように、
私は父の嘘により、
母親に甘えらえない子供に育ちました。
そして実は父はこの嘘以外にも、
私の心を傷つける
虐待と呼ばれる行為を私に行ってきました。
父から私が子供の頃に受けた行為は、
他人に話したら、
涙を流されるような内容のものでした。
(家庭という閉ざされた空間の中で自分を殺して生きていました)
そして私は、
自分が本当に発達障害なのか、
実は愛着障害なのかを探るために、
自分の成育歴を振り返ってみることにしました。
その内容は、
発達障害グレーゾーンと、
関係がない可能性があるため、
私は以前から、
個人的な生活などを綴っていた別なブログに、
マルトリートメントと私
というタイトルで書き綴ることにしました。
※マルトリートメントとは大人の子どもに対する、
身体的・性的・心理的虐待とネグレクトを包括的にさす言葉です。
(Wikipediaマルトリートメントより抜粋)
「マルトーリートメントと私」
と題したタイトルで、
72話まで書き綴ったそのブログの中で、
私はなぜ自分が、
このように生きづらさを抱えて、
40年以上も生きることになったのか、
だんだんと理解できるようになってきました。
それは簡単に、
発達障害や愛着障害といったカテゴリーに、
分類出来るものではありませんでした。
そして、
そのような自分の経験を踏まえた上で、
やはり、
発達障害グレーゾーンと言われている方、
ご自身でそう思われている方の中には、
本当は愛着障害の人がいるのではないか?
という考えに至りました。
そのため、
私はこちらの、
発達障害グレーゾーンが、
幸せに生きる方法を綴ることを目的とした、
このホームページにも、
私の過去を振り返った記事を、
載せることにしました。
【私の成育歴】【回想録】というカテゴリーの記事が、
それらの内容の記事となります。
愛着障害と発達障害がどのように絡み合い、
生きづらさを形成していくのか、
このホームページを読んでくださる皆さんの、
参考になれば幸いです。
辿りやすいように、
以下にリンクを貼っておきます。
愛着障害に関する成育歴
私の成育歴
【マルトリートメントと私.幼少期編】
- マルトリートメントと私1.私の1番古い記憶
- マルトリートメントと私2.2〜3歳頃の記憶
- マルトリートメントと私3.4歳頃の記憶〜お母さんのお手伝い
- マルトリートメントと私4.辞めたお手伝い
- マルトリートメントと私5.お母さんに伝えられなかった思い
- マルトリートメントと私6.兄を背にかばった妹
- マルトリートメントと私7.父の母への愛情表現
- マルトリートメントと私8.幼い私が父から言われた言葉
- マルトリートメントと私9.幼い私の願い
- マルトリートメントと私10.食事を父親に取られる子供
- マルトリートメントと私11.孤独な私の話し相手
- マルトリートメントと私12.死を覚悟した出来事
- マルトリートメントと私13.父と母の喧嘩の原因
- マルトリートメントと私14.家を出る準備
【マルトリートメントと私.小学生編】
- マルトリートメントと私15.小学校の入学用意
- マルトリートメントと私16.小学校入学
- マルトリートメントと私17.裏切られた期待
- マルトリートメントと私18.伝わらない辛さ
- マルトリートメントと私19.給食で受けた注意
- マルトリートメントと私20.貯まらないお金
- マルトリートメントと私21.父親を迎えにいく小学生
- マルトリートメントと私22.問題児認定
- マルトリートメントと私23.先生からの無視
- マルトリートメントと私24.破かれた日記
- マルトリートメントと私25.失った味方
- マルトリートメントと私26.記憶の奥底の恩人
- マルトリートメントと私27.ポケットの中のお守り
- マルトリートメントと私28."穴熊ちゃん"
- マルトリートメントと私29.子供の限界
- マルトリートメントと私30."弟か妹が欲しいか?"
- マルトリートメントと私31.普通を教わる小学生
- マルトリートメントと私32.変わってきた父の態度
- マルトリートメントと私33.父とお風呂でしていたこと
- マルトリートメントと私34.父に触られた体
- マルトリートメントと私35.ゾッとした父の発言
- マルトリートメントと私36.父から毎晩行われていた行為
- マルトリートメントと私37.汚れてしまった私
- マルトリートメントと私38.死ぬという希望
- マルトリートメントと私39.現れた救い
- マルトリートメントと私40.私のせいにされた父の夢
- マルトリートメントと私41.私が嘘つきになる理由
- マルトリートメントと私42."あの子と遊んではいけません"
- マルトリートメントと私44.私が見つけたお母さんの代わり
【マルトリートメントと私.中学生編】
- マルトリートメントと私45.生きていた私
- マルトリートメントと私46.自分の好みが分からない中学生
- マルトリートメントと私47.読み違えた対応
- マルトリートメントと私48.何となく見えた私の評価
- マルトリートメントと私49.小学校からの努力の成果
- マルトリートメントと私50.理解出来ない恋愛感情
- マルトリートメントと私51.現れた好きな人
- マルトリートメントと私52.間違えた対応
- マルトリートメントと私53.愛情の恩返し
- マルトリートメントと私54.受けた報い
- マルトリートメントと私55.それでも"普通"になれない私
- マルトリートメントと私56.性格を変える通信教育
- マルトリートメントと私58.O先生への感謝
- マルトリートメントと私59.打ち砕かれた夢
- マルトリートメントと私60.すーちゃんの引越し
- マルトリートメントと私61.病気を望んだ結果
- マルトリートメントと私61後日譚.病気を望んだ私のその後
- マルトリートメントと私62.父に対する兄の態度の変化
- マルトリートメントと私63.甘かった父への期待
- マルトリートメントと私64.蕁麻疹とハムスター
- マルトリートメントと私65.気絶するほどの疲労
- マルトリートメントと私66.母親に気味悪がられる子供
- マルトリートメントと私67.覗かれたお風呂
- マルトリートメントと私68.ASDの過集中と先生達の偏見
- マルトリートメントと私69.浮かばない未来